6月1日よりやっと、韓国へ旅行に行けるようになります!!
コロナの影響で長い期間、渡韓できない日が続きましたが約2年ぶりに韓国へ観光目的で入国できるようになります!
とは言っても、以前のように航空券を取っただけで簡単に入国できるわけではなく、”観光ビザ“というものが必要になります。
そこで今回は、観光ビザの取得方法や入国の方法をお伝えします!

\この記事でわかること/
・観光ビザについて
・観光ビザの申請方法と手順
・観光ビザ取得から韓国入国の流れ
韓国旅行に必要な観光ビザとは?
観光ビザとは、渡航先の国に事前に申請し審査を経て発行される「入国許可証」のことです。
自国の安全を守るなどの目的で、渡航希望者の身元を事前に審査することを目的とし、問題がある場合は入国が拒否される場合もあります。
今まで、韓国へ観光目的で入国する際はノービザでの行き来が可能でしたが、今回コロナウイルスの影響で観光ビザの取得が韓国旅行へ行くために必須となっています。
多くのビザがありますが、旅行目的とした観光ビザは「C-3-9(一般観光、知人訪問)」というビザを申請する必要があります。
こちらのビザは在留期間90日以内、有効期間3ヶ月となりますので、観光ビザさえ入手すると韓国旅行へ行けることになります。
しかし、この観光ビザの取得がなかなかめんどくさく、取得まで少し時間がかかりそうです。
では、実際の申請に必要なものと申請の手順を見てみましょう!
韓国旅行に必要な観光ビザの申請方法と手順
観光ビザ取得に必要なものは、各都道府県によって多少異なるようです。
また、ビザの情報などはその時の状況により変更しますので、最新の情報は大使館や領事館の情報をチェックするのが良さそうです。
また、発給される期間も場所によって異なり早くて1週間、最大で4週間ほど時間がかかるようです。
早く観光ビザを取得したい方は、できるだけ早く管轄の場所で申し込みを行いましょう!
(申し込み開始日は6月1日予定)
韓国観光ビザの申請場所
観光ビザの申請場所は、東京の大使館と各都市にある総領事館で申請が可能です。
総領事館は、札幌・仙台・新潟・横浜・名古屋・大阪・神戸・広島・福岡にあります。
しかし、どの場所でも申請できるわけではなく、大使館や総領事館の管轄地区が決まっているため住民票がある地区で申請しなければなりません。
韓国観光ビザ取得に必要なもの
観光ビザの取得に必要なものは、各場所により内容が異なります。
共通して必要なものは、
・パスポート(有効期限6ヶ月以上)
・カラー写真1枚(4.5cm×3.5cmではいけいが白いもの)
日本では、観光ビザを含む全種類のビザ発行手数料が免除となっているため、無料で申し込む事ができますが、発給の手数料が必要となります。
手数料の金額が明確にされていないのですが、約3000円ほどかと思われます。
各場所の必要書類は下記でご確認ください!
札幌
管轄区域:北海道
- 上記の必要書類3点
- 手数料
- 査証(ビザ)申請日から1ヶ月後の航空券のコピー
- 在留カードのコピー(裏表)
札幌では査証(ビザ)発給まで3~4週間かかるとされ、
査証発給の3~4週間の所要期間を予想して1ヶ月後の航空券のコピーが必要となります。
仙台
管轄区域:青森県、秋田県、岩手県、山形県、福島県、宮城県
- 上記の必要書類3点
- パスポートのコピー
- 手数料
- 空港券の予約証明証
- 査証(ビザ)申請日から1ヶ月後の航空券のコピー
- 在留カードのコピー(裏表)
仙台では査証(ビザ)発給まで1~2週間かかるとされています。
査証発給の1~2週間の所要期間を予想して1ヶ月後の航空券のコピーが必要となります。
東京
管轄区域:東京、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬
- 上記の必要書類3点
- パスポートのコピー
- 手数料
- 査証(ビザ)申請日から1ヶ月後の航空券のコピー
- 在留カードのコピー(裏表)
東京では査証(ビザ)発給まで3~4週間かかるとされ、
査証発給の3~4週間の所要期間を予想して1ヶ月後の航空券のコピーが必要となります。
横浜
管轄区域:神奈川県、静岡県、山梨県
- 上記の必要書類3点
- パスポートのコピー
- 手数料
- 査証(ビザ)申請日から1ヶ月後の航空券のコピー
- 在留カードのコピー(裏表)
- 陰性証明証
新潟
管轄区域:長野県、新潟県、富山県、石川県
- 上記の必要書類3点
- パスポートのコピー
- 手数料
- 査証(ビザ)申請日から1ヶ月後の航空券のコピー
- 在留カードのコピー(裏表)
- 住民票または運転免許証などの身分証
新潟では査証(ビザ)発給まで3~4週間かかるとされ、
査証発給の3~4週間の所要期間を予想して1ヶ月後の航空券のコピーが必要となります。
名古屋
管轄区域:愛知県、三重県、福井県、岐阜県
- 上記の必要書類3点
- 住民票または運転免許証の両面コピー1枚
- 手数料
- 往復航空券の予約確認書
(申請日から2週間以降の日程) - ホテルの予約確認書
(宿泊予定住所、電話番号など)
※知人や家族の家に宿泊する際は、知人や家族の姓名・生年月日・宿泊住所・電話番号を別用紙に記入し提出
名古屋では査証(ビザ)発給まで1~2週間かかるとされています。
大阪
管轄区域:大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県
- 上記の必要書類3点
- 手数料
- 査証(ビザ)申請日から1ヶ月後の航空券のコピー
- 在留カードのコピー(裏表)
- ホテルの予約確認書
※知人(家族)の家に宿泊する際は宿泊場所の知人(家族)の姓名・生年月日・住所・電話番号が必要 - 現住所が確認できる住民票(原本)または運転免許証もしくは保険証の裏表のコピー
東京では査証(ビザ)発給まで3~4週間かかるとされ、
査証発給の3~4週間の所要期間を予想して1ヶ月後の航空券のコピーが必要となります。
神戸
管轄区域:兵庫県、鳥取県、岡山県、香川県、徳島県
- 上記の必要書類3点
- 査証(ビザ)申請日から1ヶ月後の航空券のコピー(往復)
- パスポートのコピー
- ホテルの予約確認書
※知人(家族)の家に宿泊する際は宿泊場所の知人(家族)の姓名・生年月日・住所・電話番号が必要 - 現住所が確認できる住民票
神戸では査証(ビザ)発給まで3~4週間かかるとされ、
査証発給の3~4週間の所要期間を予想して1ヶ月後の航空券のコピーが必要となります。
※査証発給申請書を誠実に作成しない場合発給不可の可能性あり
※当館の事象により提出書類は加減可能性あり
※航空券を提出した場合でも査証発給可否と関係なし
広島
管轄区域:島根県、広島県、山口県、愛媛県、高知県
- 上記の必要書類3点
- 往復航空券の予約確認書(申請日から2週間以降の日程の予約確認)
- ホテルの予約確認書
※知人(家族)の家に宿泊する際は宿泊場所の知人(家族)の姓名・生年月日・住所・電話番号が必要 - 同意書(未成年未満)
広島では査証(ビザ)発給まで2週間かかるとされています。
福岡
管轄区域:福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
- 上記の必要書類3点
- 往復航空券の予約確認書
- ホテルの予約確認書
※知人(家族)の家に宿泊する際は宿泊場所の知人(家族)の姓名・生年月日・住所・電話番号が必要 - 銀行の残高証明書(旅行中に使用する十分な金額が必要)
※残高証明書は銀行によっては1週間~10日間ほどかかることも(窓口の場合2~3日)
※50万円以上の残高が必要?という情報もあります(コロナになった場合の隔離の際に使用できる金額があるかの確認) - 住民票
- 学生証もしくは在学証明書のコピー(学生の場合)
福岡では既に申し込みを開始しています。
査証(ビザ)発給まで2週間かかるとされています。
観光ビザ取得から韓国入国の流れ
ビザが取得できても、渡韓の際に必要になるものがあります。
こちらも並行して準備していきましょう!
渡韓に必要なもの
- ビザ
- 陰性証明書(PCR48時間以内/RAT24時間以内)
- 検疫情報事前入力システム(Q-CODEの事前登録)
- 韓国入国後24時間以内PCR検査
(6/1からは72時間以内にPCR検査、6~7日目にRAT検査勧告)
韓国入国後も、3日以内に再度PCR検査が必要となります。
PCR検査は、渡韓前に日本で1回・韓国で2回以上(保健所と病院で行い、検査の回数は滞在日数により異なります。)
Q-CODEの登録
Q-CODEが提出できない場合は7日間の隔離が必要となります。
登録に必要なものは、
- ワクチンパスポート
- スマホなどの電子媒体
- マイナンバーカード(発行に2週間ほど)
マイナンバー通知書では難しいようですのでご注意ください。
渡韓のために観光ビザだけでなく準備が必要なものが多くあります(・・;)
せっかく航空券やホテルを予約し、観光ビザが発行できても渡韓できないことは十分に考えれれるので、必要なものをしっかり準備してから申請するようにしましょう!
韓国から日本帰国時の入国制限について
日本の帰国時には以下の書類が必要となります。
- 出国72時間以内に発行された陰性証明書
- 誓約書
- 質問表
- ワクチン接種証明書
- スマートフォンアプリのインストール
ワクチンを3回摂取し、入国時の陰性が確認できた際は隔離が不要となります。
韓国旅行に必要な観光ビザ申請のまとめ
6月から再開する韓国の観光ビザ。
しかし、必要書類が多くまだまだ以前のように気軽に旅行できるような状態ではないようです。
また、随時情報が更新され必要書類や発給期間が変更する場合もありますので、随時管轄の領事館の情報を確認するのが良いでしょう。
もう少し経てば、以前のように観光ビザ無しで日本と韓国を気軽に行き来できるようになるかもしれませんので、急ぎの必要がない場合はもう少し様子を見てみても良いかもしれませんね。